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2007年10月27日 (土)

身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ?

このコラムも、最近とみに更新頻度が高くなったが、それは偏屈先生が暇になったからではなく、精神的に不安定だからである。精神的にも金銭的にも安定しているときは、かえって何も書けないものである(ちなみに、魯迅先生は「腹が減っているときは文章どころではない」と著書に書いている)。
実は、安定していないのはこの社会も同じ。例のカメダ騒動にしても、ちょっと異常なくらいの盛り上がりだった。それよりも面白かったのは、解説の鬼塚(協栄の元チャンプ)までもが「自分の解説はカメダ寄りでアンフェアだった」とか自己批判していること。まるで共産主義国家のようである。集団ヒステリーの副産物とも言えるかもしれない。

何でこんな話題から入ってきたのかと言うと、最近「この社会、ちょっとオカシイのでは?」と本気(マジ)で思い始めたからである。
話がでかくなりすぎる気がするので、細かく落としていこう。えーと、最近元相撲取りのバカの花が離婚した。で、一部の週刊誌は彼の不実を叩きまくっていたのだが、そのライバル誌は、今度はその元妻が「年下の若手俳優と不倫していた」とスッパ抜いた。つい最近のことなんで、読者(いるの?)の記憶にも新しいことと思う。
ここで問題にするのは、不倫云々ではない。先生が気になるのは、その不倫相手がこともなげに、あるいは何の抵抗も無く、ごくごく簡単に取材に対して一切を告白していることである。倫理的に苦しいから……とはとても思えない。もう終わっていることなのであれば、墓場まで持っていけばいいのに、なぜプライベートをそんなに簡単にペラペラ喋れるのか理解に苦しむのである。離婚騒動でホットな話題のこの時期に、である。
金か? 有名になりたいのか?(売れない俳優だからな) あるいはその両方か?
週刊誌側にすれば、『暴力夫に耐えきれず、子供がいながらも離別を決意した可哀想な美人妻』の化けの皮を剥がし、ライバル誌に一矢を報いて大満足なのだろうが、それでいいのか、大いに疑問である。
同様に、よく風俗嬢の仮面座談会の様な企画があって、「若手芸人の●●の態度は最悪」とか「●●のアソコは馬並み」みたいな記事が誌面を賑わすことがあるが、あれも超疑問である。もしかしたら足を洗っているのかもしれないが、そのときは現役だった風俗嬢たちには、職業上の秘匿義務があると思うのだが。それって、医者だった人間がその職を辞したからといって、元患者のカルテ内容を言いふらして廻るようなものではないか? もしそんなことが許されるのであれば、誰も風俗には行かなくなるかもしれない……だからこそ、店側は秘密を守るように指導しているはずなのだが。

要は、すべての人間が他人の痛みに無関心……あるいは、無痛覚になってしまっているということだ。今だってKQの中にいるのだが、人混みをかき分けて進むうちに、他人のカカトやくるぶしを蹴飛ばしたり、鞄で打ったりしても「すみません」「申し訳ありません」の一言を発する者などほとんどいない。まるで、「自分は進みたいのに、それを妨げている奴らが悪い」と言わんばかりである。彼らの心の中では、それで立派に筋道が通っているだけに始末が悪いではないか。

最近の衝動的殺人やら、コンビニ致傷事件やら、みんなこの「無痛覚」が根本にあるような気がする。先生だって、自覚無しに他人を傷つけているかもしれない……いや、絶対に傷つけているに違いない。妙な自信があるぞ(笑)。う~ん、鬱だな。

P.S.鬱といえば、カメのダイキ君もそんな感じらしい。先生は聞きたい。本当に、勝てると思ってあんなこと言ったの? それとも、誰かが「お前に勝たせてやるから」って言ったの? そこを聞きたいな~先生は。ただのバカなのか、闇ビジネスの被害者なのか、知りたいな~。え? 東京湾に浮かびたいのかって? いやぁ、先生、ラッコじゃないですから、ご勘弁願います(笑)。

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