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2010年11月22日 (月)

大人の事情

明日、例の東京ドームコンサートがWOWOWで放映されるのだが、よ~くWOWOWのデータを見ると……

【曲目】
シークレットシークレット
不自然なガール
GAME
ワンルーム・ディスコ
ナチュラルに恋して
love the world
I still love U
VOICE
コンピューターシティ
エレクトロ・ワールド
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル

……しか書いてありませんが。

確か、この後には……『Dream Fighter』、『ジェニーはご機嫌ななめ』、『Perfume』、『チョコレイト・ディスコ』、『Puppy love』、『wonder2』と続いて、アンコールで『ねぇ』と『ポリリズム』を演ったはず。さらに、断片的にTbtとかラブフールも演った記憶があるし。さらに、『VOICE』の前に『Perfumeの掟』があったはず。

い~や! 問題はそこではない! 『575』がありません! 今回の最大のサプライズである『575』が!

ドリフから後は、きっとコメントスペースが無かったので端折ったのだろうと予測できるが、『575』を放映しないのは確実でしょう。
何せ、前回WOWOWが独占放送した代々木のときも、『NIGHT FLIGHT』だけ放映されなかったしな。で、ご存知の通り、後にアルバム『⊿』のおまけDVDとして陽の目を見た、と。
これはもう、東京ドームコンサートDVDの発売は決定済みで、その目玉とするつもりと見た。
嫌ですねぇ、大人って奴は。

閑話休題。

さてさて、11月8日のエントリーについて、読者(なんて者がいるのか?)からコメントが届きましたぞ。
偏屈先生はこのコラムの存在を周囲の五人くらいにしか教えてないので、未知の第三者から何か言われるとドキドキしてしまうのだ。
で、恐る恐る見てみると……

はぁ。つまり、偏屈先生はPerfumeの大規模コンサートでは代々木が一番良くて、多幸感に満ちていたと書いた。で、東京ドームコンサートでは、とうとうそんな多幸感を感じることはなかった、と書いたところに問題があると。
読者氏によると、代々木は音響もひどくダンスと音がずれていたし、あんな代々木Mixみたいな映像でごまかさずに、もっと生のPerfumeを見せて欲しかったわけですな。つまり、代々木は自分の中では最低のコンサートだったと。

まあ、そういうこともあるかもね。
だって代々木はあんなオーバルシェイプの構造だし、ステージから対面の2階席とかだと、東京ドームよりも遙かにPerfumeは遠かったでしょうし。生のPerfumeをもっと見たいという意見もわかりますよ。映像よりも、まだサインボールを投げ入れて(打って)くれた方が良いと。ちなみに、あのサインボールって、直後にヤフオクで8万円強で売られてたけどね。

確かに大きな会場だと、観る条件次第で評価は一変するでしょうね。
偏屈先生は結構東京ドームで様ざまなミュージシャンのコンサートを観てますけど、アリーナでステージの真正面からThe Rolling Stonesを観たときが一番音が悪かったし、ステージも見えないしで最悪でしたもん。途中で帰っちゃったし(笑)。
読者氏が、自分の周囲も冷めてたと言うのも無理はないよね。

(ここからは、あくまで個人の評価ね。もしかしたら、すごく狭いエリアの中だけかもしれないですし)

でもね、冷静に見ると、偏屈先生はやはり代々木は素晴らしかったし、大いに意義があったと思うコンサートだったんです(読者氏は8回観に行ったと述べられてますが、偏屈先生もそれに近いくらいは行ってるんですけどね)。
代々木のコンサートが終わったとき、偏屈先生は周囲の声を聞いてましたが、みんな上気した顔で口々に「良かったね」って言ってました。読者氏のところでは最悪だったかもしれませんが、少なくとも偏屈先生の周囲では多幸感に包まれてましたね。

それよりも、あのコンサートには偏屈先生の考える「Perfumeの未来」みたいなものが、朧気ながら見えていたんです。
つまり、アイドルから一歩抜け出したエンターテイナーとしての姿がね。
武道館にせよ、今回の東京ドームにせよ、彼女たちのキャリアの記念碑だし、バックストーリーで大規模会場を押さえる理由はあったと思うのです。GAMEツアーにせよ、⊿ツアーの横浜アリーナにせよ、全国ツアーの打ち上げみたいなドラマはあったわけですよね?
しかし、代々木には何もなかったんです。だから、必然的に自分たちでテーマを決める必要があった。それが、「DISCO! DISCO! DISCO!」だったと。
照明も、選曲も、衣装も、このテーマに沿って一本筋が通っていたし、お涙頂戴ではなく(途中怪しい瞬間もありましたが)、自分たちの技量と企画でお客さんと立ち向かっていこうチームの固い結束みたいなものも見えていたでしょ。

今後、Perfumeは年齢の問題もあり、口パクの非難もあり、海外進出もありでアイドルだけでは売っていけなくなるのは目に見えているのです。
だからこそ、アーティストを目指すのか、それとも他の何かを目指すのか、徐々に方向転換を図っていかなくちゃいけないと。そういう意味で、代々木はすごい試金石になったのではなかったかと思うわけです。
実際、よくできたShowでした。コンサートじゃなくて、代々木はShowなんです。だから、代々木Mixみたいな映像があってOKなんですよ。そう評価してほしいんだな。
ま、これは個人的な思い入れですけどね。

偏屈先生は、代々木のPerfumeはエンターテイナーだったと思うし、あそこでのパフォーマンスは十分観客を楽しませ、感動させる要素に充ち満ちていたと思います。多幸感って、そういうことではないかと。

そういう意味で、今回の『ねぇ』の衣装は酷いよね。のっちなんて、もう22歳でしょ。
どうにかしてあげてくださいよ。

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