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2011年2月12日 (土)

口パク? 知ったかぶりは止めましょう。

偏屈先生は、今、このブログをGalaxy tabで書いている。
ちょっと前まではiPhone4で書いていたのだが、さすがに文字が細かすぎて対応できなくなってきたし、VAIOじゃデカイし、LOOXではまったるいし……いろいろ迷って、某国製とは知りつつも、Galaxy tabにしたのである。
結論から言えば、その決断は大正解だった。素晴らしい。使いやすさは抜群で、先生の使い方にジャストマッチしていると言っても過言ではない。
問題は、なんでこれが日本メーカーで作れないのか、である。ガラパゴスなんぞを作っている場合ではないだろう。ただ単純に、「iPadは大きすぎて使いにくい」と言っているユーザーが沢山いるのだから、アレの小型版を作ればいいだけのことなのだ。無駄なプライドとかを捨てて、某国みたいにやっちゃえばいいのである。
これからは電子書籍があーだこーだとか、知ったかぶりはみっともないよね。

……てなことを書いていて、ちょっと疲れたので小休止しようとココログの管理画面上で「下書き」に保存したはずなのに、キレイさっぱりデータが消えている。
一体、ココログってのはどうなってるのだ? デバイスごとの同期は取れていないし、ブログのジャンル指定だって、モバイル版アプリでは複数指定できるのにPC版ではできないのである。作っている輩が馬鹿なのか? まぁ、いいか(良くないけど)。

えーと、今回の話題は、例によってPerfumeである。
キリンの「氷結」CMソングである『レーザービーム』の件とか。2月2日から放映が始まって、誰かが即日YouTubeにアップ。ユーザーの受けは最高に良かった(6日で16万再生くらいだった)のに、誰かがいきなり削除しやがった。TJC? アミューズ? キリン? まあ、誰でもいいのだが、せっかく勝手にBuzzが盛り上がってきたのに自ら水を差すんだから、愚か者としか言い様がない……というネタにしようかな。
それとも、2月9日に発売されたTokyo DomeのLive DVDの評判が異常に良いことにしようか。Amazonとかを見ている限りでは、絶賛95%、Blu-rayで発売しろこのヤローが5%という感じで、あのコンサートはダメでした、などと宣言してしまった偏屈先生なんぞは基地外扱いされかねない状況になっているのだ(笑)。
この件で言っておくが、偏屈先生はちゃんと初回限定版(とっくに売り切れ済み)を買って10回ぐらい観ているけれど、これは★5つに値する作品だと思うぞ。実際のコンサートの出来とはまったく別に、ちゃんと作品として成立しているものだ。

で、Amazonのレビューを見ていて気になった点があったので、今回はこれを話題にしよう。
それは、Perfumeが口パクだと言っている輩がまだまだ一杯いるということだ。
熱烈なファンでも口パクだと思っているのだから嫌になる。先生は言いたい。君たちはちゃんとDVDを「聴いて」いるのかね? また、実際のLiveで、場内を流れる音声にちゃんと聞き耳を立てているのかね?
知らないなら教えてあげよう。Perfumeは口パクではない。その理由は以下の通りである。
まず、口パク……英語ではリップシンク (lip synch; lip-synching) というのだが、この言葉の定義は、「音声と同期して口を動かすこと」である。「実際に声を出さずに口だけパクパクと動かす」様から名付けられた言葉であり、「実際に歌っていない」ことが条件である。それ故に蔑視され、詐欺行為だと非難の対象となったりするのだ(外国では、Liveと言う名目でリップシンクをすることが法律上の問題になった事例もあるくらいだ)。
では、Perfumeはどうか? アリーナの最前列とかで観ていればわかることだが、彼女たちはちゃんと声を出している(そういう報告多数あり)。つまり、口パクの定義とは明らかにはずれるのである。

しかし、それをマイクが拾っていなければ口パクと同じじゃん……などと言う天の邪鬼がいそうなので、さらに詳しく述べておこう。
実際の音楽Live……特にダンスが主体のものでは、しばしば先にヴォーカルトラックを準備し、音響スタッフの判断により声が出ていない一部(高音部やダンスの激しいパートなど)のみを口パクにしてする手法はよくあることだ。これをバッキング・ボーカル手法などと称したりするのだが、これはマイケル・ジャクソンとかマドンナも採用している結構ポピュラーな手法である(某AKBとかもそうだぞ)。
では、Perfumeもそうなのか……というと、これが違うのだ。ご存知のように中田Pの考え方としては、ボーカル自体がギターやキーボードなどの楽器と同じ扱いなので、実際のLiveではマイク・ラインから取られる彼女たちのボーカルには電子的な処理が施され、他のコーラス・トラックやユニゾン・トラックと一緒にミキシングされて出力されているのである。
これらの作業を担当するのは、コンピュータ・マニピュレータの飯塚啓介氏と、FOHエンジニアの佐々ふみ氏(MSI Japan)たち。佐々さんは⊿ツアーの特典映像(かしゆか編)にも出演していたし、今回のDVDのスタッフロールにもMIKIKO先生の次くらいに出てくるほどの重要人物だから、ファンならば覚えておくように(その世界では大御所なのだよ)。

難しいことはわからなくとも、よ~く耳を澄ませば彼女たちの生声は聞こえるはずだ。さらに、『575』なんかは完全に生声である。そういうことを知りもせずに、「口パクだからなんたらかんたら」とか安易に非難する基地外はすぐに地獄に行けばいい。
そもそも、あんなに体を動かしていて、CDと同レベルで歌えるわけがないだろう。ロックバンドで言えば、ドラムの人間が歌うことに等しい難しさなのだよ。嘘だと思うならやってみな。
歌うなら、踊らない。踊るなら、デジタル加工も止むなし……それくらいの割り切りがあって、それを支える有能なスタッフがいてこそのPerfumeなのだ。

テクノロジー恐るべし。こんな深遠な世界と「鳩」が共存するのがPerfume Worldなんだから、ある意味凄いよねぇ。

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