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2012年9月26日 (水)

ちゃんと「情報」を流してください

偏屈先生はKQ沿線かつ三浦半島の付け根辺りに住んでいるんですが、一昨日の晩の雨はちょっと尋常じゃなかったです。

昔、イタリアに行ったときにグロッタ・ジュスティという温泉地で局地的な豪雨にあってしまい、パルテノンみたいな公共温泉の建物に取り残されてしまったことがありました。そのときは、たった数分で周囲は完全に「川」状態になってしまい、タクシーも通らず道行く人もおらず、意を決して水の中にジョボジョボ入っていってびしょ濡れになりながら脱出した経験がありますが、それ以来の感覚でしょうか。
ちなみに、このイタリア旅行ではこんな悲惨な状況のまま電車に乗ってピサに行き、足を滑らせながらあのピサの斜塔を登ったんですよ。ある意味、超恐かった……。だって、あの塔は傾いているために階段が不自然にすり減っていて、しかも大理石だから超ツルツル。で、足はびしょ濡れですもん。今思い出しても足がすくみます。

まあ、そんなことはどうでもいいと。
富士山の裾野の朝霧高原を車で走ったときにも、「バケツをひっくり返したような」豪雨に見舞われたことがあります。でもそのときはせいぜい数十分間。今回は3時間くらいは降ってましたからね(あくまで印象です)。

帰りのKQの中でも、「京急田浦と安針塚間で徐行運転をしております」というアナウンスはありました。そこは以前にも線路側の崖が大規模に崩れた事件があったところなので、「ああ、そりゃそうだよな」くらいには思っていましたが。
なんと傘を持っていなかったので、ホームタウンの駅まで傘を持ってきてもらったのはいいんですが、傘なんか頭を濡らさないくらいの効果しか期待できないほどの雨風だったのには、ちょっとビックリ。家の手前もちょっとした池並みの水の溜まり具合で、長靴でも危ないくらいでした。偏屈先生はあきらめて裸足で歩いたんですけど。

それでも何とか家に着いて、濡れた身体を拭き取って、さあくつろごうと思っていたら、外がピーポーピーポーやかましいんです。「何だろうなぁ」と思っていたら、あの脱線事故だったんですねぇ。
実は、あそこは以前からいろいろと問題のあったところでした。数年前にはそこの近くの崖を崩してマンションを建てるという計画が物議を醸し出し、人権弁護士が代表となって大規模な反対運動が巻き起こったところです。曰く、地盤が脆いところにマンションを建てたら二次災害が予想される、とかね。まあ、確かにそうだったですね、今回は。
ちなみに、この反対運動をリードした弁護士はよく知っている人でしたが、後日この反対運動組織を基盤に横須賀市長選挙に立候補し、見事に泡沫候補としての責を全うしました(笑)。あ、反対運動も結局は負けたみたいで、今マンションは立派にそびえ立っております。

というような因縁浅からぬ土地で、今回の事故は起こるべくして起こったわけです。
しかーし! 真の問題はそこではありません。
いつもの如くKQ=京浜急行電鉄がシステム的に大馬鹿野郎なので、それを弾劾したいと!

まず、情報提供がデタラメです。
昨日の朝も、電車が動いていないとは知りつつ、とりあえず追浜駅に行きました。きっと振替輸送のバスが出ているに違いないと。
案の定出ていました。国道沿いのバス停に京急の駅員が構えていて、「八景駅までバスの代行輸送をいたします。八景まで行けば、そこから電車が出ています」と叫んでいます。振替票(チケット)をもらって、すぐに来たバスに乗り込みました。席も空いていて悠々座れて良い気分。「こりゃ、いつもと変わらない時間に行かれるんじゃね?」と思ったくらいです。

しかし、そんな甘い考えがいつまでも通用するはずもありません。
八景駅前にバスが着き、乗客はぞろぞろと八景駅に吸い込まれ……ません。駅員が入場を遮断しています。
え、なに? なんと「八景からは電車が出ていないので、次の文庫まで歩いてください」……だと? どういうこと? それなら、なんでさっきの代行輸送のバスは文庫まで行かないの? 八景で降ろして次の駅まで歩かせる意味って何なんでしょう?

でもまあ、百歩譲って、自然災害だから仕方がない。歩くとするかぁ。

問題はその後。
起き抜けで10分以上歩くのはちと辛いほど体力の無い偏屈先生ですから、ヒーコラ言いながらやっと文庫まで辿り着いたわけですよ。そうしたら、ホームに降り立った瞬間に八景方面から乗客の乗った各駅停車が来やがったわけですわ。
もう怒り心頭ですね。つまり、八景でちょっと待っていたら(たぶん逗子線から来たのだと思う)各駅停車に乗れたんですよ。それを、定期を持っている乗客に対して一駅分歩けと指示しやがった八景の駅員どもは、職務怠慢以外の何モノでもないです。というか、KQ全体の怠慢ですよ。
だって、もしこの各駅停車が逗子線から来たのだとすれば、新逗子→神武寺→六浦→八景と走ってくるまでに約10分近くあるわけですから、「電車を走らせる」か否かの決定は、偏屈先生が八景駅にいた時点ですでにされていたはずなんです。百歩譲ってもそういう決定が為されることは、その時点でもわかったはずということです。
それを、「電車に乗る権利」を持っている乗客に対して、安易に一駅分歩けたぁよく言えたもんですよ。
駅員らが本部と、もしくは配車担当者と連絡を密に取れるシステムがあれば、こんな馬鹿な指示は出さなくて済んだはず。

とにかくKQは羽田空港線に投資するだけじゃなく、こういう基本的なシステムをキチンと確立しろと言いたい。
沿線住民をなめてますよねぇ。

帰りも同様。
(まあ、これはKQというより都営線の問題なんですけど)

まだ事故から復旧していないことは事前にわかっていたので、通勤客+状況が把握できない偶然の利用客で品川駅が大混雑しているだろうなぁという予想が立っていました。
それは避けたかったこともあり、いつも乗る品川駅始発の快速をあきらめ、会社の近くの日本橋か宝町から都営浅草線から来る快速に乗ろうと決めました。で、宝町まで戻ったわけですよ。
そうしたら、都営線経由の快速は運休だと言うじゃありませんか!

インターネットでは確認していました。
都営線の運行情報では、25日の午前6時04分の段階で「浅草線は、京急線内で発生した土砂崩壊のため、一部列車に運休と遅れが発生しています。」と書いてありました。しかし、その後一回も情報の更新がないわけです(23時54分に「現在、15分以上の遅延はありません。」だと。ちなみに、26日の午前6時30分にまた「浅草線は、京急線内で発生した土砂崩壊ため、一部列車に運休と遅れが発生しています。」と繰り返すのみ)。
このネット社会において、しかもこの緊急時において、17時間も情報の更新が無いってどういうこと? 「一部の列車」って何を指すの? 偏屈先生が乗りたい電車は「運休」なの? 「遅延」なの? それとも平常運転なの? ……結局、何もわかりません。

こういうのは「情報」ではないんです。
自分たちはこんな穴だらけの「情報」で責を果たしているつもりなのかもしれませんが、こんな「情報」だったら無い方がナンボかましです。

KQもそうなんですが、とにかく情報の収集→発信のスキームに欠陥がありすぎます。
いや、KQはむしろまともな方としてこの業界では有名なんで、鉄道・運輸業界の後進性の問題かもしれません。

とにかくどうにかしろと言いたい。乗客は、正しい情報を1分1秒でも早く知りたいだけなんです。
こんなんで、南関東大震災が起こったらどうするんでしょう? うすら寒くなります。
ねぇ。

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